看護GLとしてグループをまとめながら、衛生管理者、介護支援専門員も兼務する。
自ら立ち上げた“看取りプロジェクト”では看取りについての啓蒙活動を通じて、ご家族と職員の双方の不安を取り除き、多職種でより良い看取りを目指している。
家庭に帰れば、家族や飼い猫との時間を大切に過ごす。
穏やかな雰囲気で温かみがあり、職員も明るく笑顔が多かったことです。研修にも参加させてもらえるため、新しい知識も学べると思い応募しました。オンコールはありましたが夜勤もなく、家庭との両立が可能と考えました。
病院で働いていた頃は患者様とお話しする機会も少なく、退院してしまうと関わりはほとんどありませんでした。
特養で働くようになり、医療だけでなく、生活の面からも関われることができるようになりました。その中で、ご本人や家族との信頼関係が構築できると、とてもうれしく、やりがいを感じます。
病院経験は長かったのですが、看取りとして迎えた自然死は特養に勤めて初めて経験しました。
最期の日まで様々な過程がありますが、ケアを多職種で考え、寄り添い、関わることができるのも、施設の魅力、強みのひとつだと思います。
医師が常時いる訳ではないので、判断に迷う時があります。
そんな時は先輩に頼ります。また、医師とは電話の連絡が可能ですので、指示を仰ぐこともあります。
看取りの経験です。
徐々に機能が落ちて食事も殆ど摂取出来なくなった頃、少しでも何か摂っていただきたくて大好きなお菓子「大あんまき」を出してみよう、ということになりました。状態を考えると不安もありましたが、ご家族と相談し、見守りの中でお出ししました。すると笑顔で自分から手に取り、ムセもなく全て召し上がられたのです!
看取りを始めて間もない頃でしたが、あの笑顔は今でも忘れません。その時の食べたいという気持ちを優先し、少しでもその方が良い最期を迎えられるように皆で関わっていく、今までにない経験が出来ました。
日々の看護ケアを行いながらも入居者とふれ合うこともでき、笑顔がたくさんある職場です。 安立荘で、私たちと一緒に働いてみませんか?