福祉系大学を卒業後入職。1年目は介護員を経験。その後キャリアアップし、生活相談員となる。
親身で丁寧な相談業務に入居者、ショートステイ利用者、ご家族からの信頼は厚い。
地域では、みよし市で始まった認知症初期集中支援チームの一員となり活動。
ご利用者・ご家族・行政・施設を結ぶパイプ役として活躍する。
介護支援専門員試験に挑戦し、1度目で合格を果たす。
介護員で働きたい、いずれは生活相談員として働きたいという思いを、しっかりと受け止めてもらえたように感じ、自身のキャリアアップのためにも、昭徳会で働きたいと思いました。
また、認知症ケアである回想法について、しっかりと学びたいと思ったからです。
働く職員にとっては「職場」ですが、ご入居者にとっては「住まい」です。ご家族や住み慣れた場所と離れて暮らす寂しさはどなたにもあると思います。
その中で一番身近なのは職員です。
入居者の皆さんから暖かい声を掛けていただいたり、時には私たち職員が励ましたり・・お互い家族とは違う、特別な関係を築くことができる、特養はそんな暖かい場所だと思います。
介護員として入職間もない頃、担当のご入居者が急にお亡くなりになったことです。
「もっと何かできたのでは」と後悔が残って、悲しくて・・。
今やるべきことを先延ばしにしてはいけない。その時に一瞬一瞬の大切さを学び、少しの会話やふれあいでも楽しい時間が共有できるように心がけています。
ご入居者はもちろん、そのご家族と多くかかわりを持ちます。その中で、退所された際に「安立荘でお世話になれてよかった」とおっしゃっていただくことができたときは、本当に胸がいっぱいになります。すべての方にそうおっしゃっていただけるように、最善のケアに取り組んでいきたいです。
その他には、みよし市と協働で行っている回想法事業「懐かし想ひ出列車」で、そこに参加された地域のご高齢者と今でもつながりがあることはとても嬉しいです。一緒に過ごした時間を楽しいと思っていただけたこと、そして「開かれた施設」になっているのだなと感じることができるからです。
福祉の仕事は、「人」と「人」とがより身近に接する仕事です。
仕事をする中で、毎日が同じように過ぎていくことはありません。だから時には思うようにいかなくて悩んでしまうこともあります。
しかし、それを助けてくれるのも「人」です。さらに私は安立荘で、人生の大先輩であるご入居者のみなさんの言葉や姿にいつも助けられています。そういった温かみのある仕事であることを、これからも伝えていきたいと思います。
少しでも興味を持たれたら、ぜひ見学へいらしてください。