~地域移行 研修② 意思決定支援に基づく個別支援計画について~
泰山寮では、12月の地域移行家族説明研修の続編として、4月9日(木)に意思決定を踏まえた地域移行意向確認の研修を実施しました。
本研修では、令和5年から移行準備を始めた利用者さんの事例をもとに「本人の意思をどのように捉え支援に反映していくか。」という点にも焦点を当て、意思決定支援の流れ~意思決定抽出方法~意思決定支援を踏まえた個別支援計画作成について学びました。特に、言葉による表現が難しい方に対しては、日々の行動や表情、過去の生活史、体験時の反応から意思を丁寧に読み取ることの重要性についても共有しました。
研修の中では、意思決定支援の考え方について4段階のプロセスを整理し、相談支援専門員からはサービス等利用計画と個別支援計画について分かりやすく、レクチャーを受け理解を深めました。
グループワークでは、利用者さんの事例をもとにプレ意思決定支援会議を行い、本人の意向をどのように個別支援計画に反映するかを検討しました。また、従来の「支援者が目標を設定する計画」ではなく、「本人の意思や希望を根拠と共に明確にし、それを支える支援内容を構築する計画」へと視点を転換することも目的としました。ご本人の意思を汲み取る所までは順調に進んだのですが、計画では「わかんなーい。」と職員は頭を抱えながら一生懸命にその人らしい個別支援計画を作成しようと時間が足りなくなるくらいでした。




今回の研修を通して、地域移行やサービス利用そのものを目的とするのではなく、本人が望む生活の実現に向けて支援を組み立てることの重要性を再確認する機会となりました。
今後も意思決定支援の視点を大切にしながら、利用者一人ひとりの思いに寄り添った支援の質向上に取り組んでまいります。














