昨年12月にハチドリチャレンジとしてスタートした、2ヶ月に一回だけの「ふらっとカフェたいざん」ですが、11月28日(木)の開催で6回目となりました。
最初は、カフェという仕事柄、調理員と栄養士が主となって始まりましたが、徐々に職員全体に役割が広がり、今では泰山寮にとどまらず、放デイたいざん、障がい者支援センターたいざん、のぞみホーム、安立荘、天王保育園、小原寮、小原学園、授産所高浜安立…たくさんの昭徳会施設の方々に協力を頂いているおかげで、回を重ねる毎に運営もスムーズになってきました。
地域においては、近隣の福祉施設からご利用者の外出の場として利用いただいたり、カフェ開店日に合わせた会議室借用依頼も入るようになり、少しずつ地域の方との結びつきも増えています。
毎回、地元住民様から絵画や手芸作品等をお借りして展示することでホール内の雰囲気づくりにも一役買っていただいています。
提供するメニューも季節に合わせ、材料は地産地消を基本としています。今回は安立荘で収穫した柿、泰山寮で栽培したさつま芋、レモングラスも使っています。その他、地域の農家様の柿や近くの企業で製造されたあんこ、授産所高浜安立のぱりまるショコラをデザートのトッピングに使用したり、コーヒー豆や紅茶葉も可能な限りフェアトレード商品を選定する等、体や地球に優しいアクションに繋げています。
運営は、集まった人員のパワーによって稼働しています。人員不足によって前に進めない時もありました。しかし、それならば、と泰山寮を超えて、みよしの他施設である安立荘、天王保育園の栄養士さんにもドリンク作成など携わっていただき、課題を乗り越えて今日に繋がってきました。そして今回は、さらに沢山のパワーが終結し、ドリンクメニューにお抹茶も加えることが出来て、多くの方からお歓び頂きました。
このカフェをおこなう意味は、お客様が安心してホッとできる空間でひと時を過ごしているうちに、来た時よりもなんだか元気になって笑顔で帰っていただき、地域の方が泰山寮という場を資源としてとらえて貰えることだと思います。
来客の皆様に笑顔で帰っていただけるよう、スタッフも笑顔で活動できる取り組みにしていきたいと思います。
日本は、衛生的な飲食が当たり前になっていますが、恵まれた国に住んでいるに過ぎません。世界中に衛生的な水が普及することを願って、これからもウォーターエイドジャパンへの募金活動も行っていきます。
次回は、1月30日(木)に開店します。スタッフでも来客でも、よろしかったらご一緒にいかがでしょうか。
2年目も「ふらっとカフェたいざん」をとおして地域に貢献できるよう活動していきます。