12月24日、世間はクリスマスイブでしたが、泰山寮では料理が大好きな利用者さん2人と『そば打ち体験』に行ってきました。
施設では定期的にクッキングを行っていますが、そば打ち体験場に出向いて、
そば打ち体験をすることで、一歩進んだクッキングの経験をしていただきたいと企画しました。
8月に玉ねぎの皮を染料にして染めた手ぬぐいとエプロンをして、そば打ちスタートです。
利用者さん二人は講師の方のお話をしっかりと聞き、
①水回し②こね③のばし④たたむ⑤切る、というそば打ちの工程を真剣に、
そして、なによりとても楽しそうに行っていました。
とても器用な手つきで行っており、講師の方にお褒めのお言葉もいただきました。
また、そば打ち後、さらに小さく切ったそばをフライパンで焼いた「そばせんべい」を作っていただき、ポリポリとおいしそうに召し上がっていました。
帰寮後、持ち帰ってきたそばを茹で、召し上がっていただきました。
見た目はきしめんのように平らなそばでしたが、自分たちで打ったそばは格別!!
ペロリとあっという間に完食でした。
施設を離れてのクッキングは初めてのことなので、楽しんでいただけるかという不安でいっぱいでしたが、利用者さんの楽しんでいる姿をみて、その不安は解消されました。
そして、今回、社会とのつながりを少しでも持てたことは利用者さんにとっても、
私たち職員にとっても、よい機会になりました。
そば打ち体験にご協力いただきました「蕎麦道場 ヤマキ 蕎麦打ち体験場」の皆さま、
ありがとうございました。