回想法の取り組み

回想法の活動を紹介しています

こちらでは当施設が取り組んでいる回想法の活動を紹介しています。

右では動画で内覧会の思い出を公開しています。

※音声が出ます。

2018/01/12 平成29年度後期「懐かし想ひ出列車」第5回♪
新年最初の懐かし想ひ出列車です♪第5回の今日は、「冬の想ひ出」をテーマに、懐かしい話に花を咲かせました🌸寒い日が続いていますが、昔はどのように暖をとっていたのか・・・暖かい雰囲気が出るように火鉢を持ってきました!もう少しふちが広い火鉢は、直接触って温まっていたようです。寝る時に使っていたのはこれですね!持ってきたのはブリキ製と陶器の湯たんぽ☆戦争の時にはブリキは使えず、陶器のものが主流になったようです。昔のこたつも持ってきました!六角形の枠の中に炭を入れた容器を入れて使用するタイプを用意しました。しかし、皆さんにはあまり馴染みのないものだったようで・・・使い方を考えるなど、あらたな発見になったようです!暖かくなるための道具の話をしていると、「なんだか温まってきた!」と参加者の方♪なつかしいお品を囲んでお話をしたので、なんとなく皆さん前のめり!!積極的に話をしてくださって、今日も懐かしくとても勉強になりました☆次回は、「懐かしのスターや映画、歌」などの話をしたいと思います。寒い日が続きます、体調に気を付けて、次回も皆さんが参加してくださるのを楽しみにしています(^^)v
2017/12/22 平成29年度後期「懐かし想ひ出列車」第4回♪
第4回の想ひ出列車は、場所を安立荘に移しまして、「お正月の準備」をテーマに進めていきます!今回なぜ安立荘で行ったかと言いますと、お正月の準備で必ず行っていた「餅つき」を皆さんで行うからです☆前回皆さんに餅つきをすることを伝えていたので、女性陣は、準備をしてきてくださいました!頼もしい!!天気も良く、日差しが暖かい中での餅つきは、なんだか気持ちが良かったです☆それでは、いよいよスタートです!若いスタッフは、臼と杵を使った餅つきは初めてで、皆さんに打ち方を指導していただきながら行いました。打ち手と返し手の位置関係や呼吸を合わせること、簡単そうに見えましたが、とても難しく、どんどんもち米が固くなってしまいました。何度も経験をするからこそ、おいしいお餅がつきあがるんだということを実感しました。つき上がったお餅は、食べるのはもちろん♪、正月飾りの「鏡餅」「花餅」を作ることにしました。花餅は皆さん「見たことはあるけど、作ったことは無い」となじみがないのかなぁと思いましたが、作り始めると皆さんとても楽しそうに、餅を枝につけていました。「赤と白を交互にすると綺麗ね」「バランスよくつけないと木が倒れちゃう」など、工夫しながら作っていました。出来上がったものがこちら!安立荘に飾らせていただきます☆鏡餅はくるくると慣れた手つきで作っていました。こちらも安立荘で飾らせていただきます。参加者の中に和菓子屋さんを営んでいた方がおり、職人の手つきで「あんこ餅」を作ってくれました。まなざしが真剣で、とてもかっこよかったです☆終了後には皆さんと一緒にお餅を食べました。「つきたてはやっぱり美味しいね」とみなさん笑顔で召し上がられていました。今回は2升のもち米を用意しましたが、もっとたくさんの量のもち米を準備してということを聞くと、お正月の前は、掃除をしたり、しめ縄づくりに門松を立てたりと、大忙しだったんだということがわかります。皆さん最後は「久しぶりにこんなことができて楽しかった」と満足そうな声が聞かれました。若いスタッフに餅つきの手順を教えてくださり、スタッフもとても勉強になりました☆次回の想ひ出列車は年明けの1月です!風邪など引かずに、元気に年末年始を乗り切りたいですね!
2017/12/08 平成29年度後期「懐かし想ひ出列車」第3回♪
第3回想ひ出列車の出発です!寒い日が続き、雨がぱらつく中、多くの方にご参加いただきました。この日の夜には雪が降るかも?という予報だった話をすると、「この辺も昔はもう少し雪が降った」ということを教えていただきました。校庭に雪が積もり、学校が始まる前にみんなで雪合戦をして楽しんでいたそうです。今回は、そんなみんなが集まる「学校の想ひ出」をテーマにお話をしました!前回このテーマをお伝えしたところ、参加者の方が小学校の時のお写真を持ってきてくださいました☆「なつかし~」とみなさん、目を凝らして写真を見ていました。当時の服装や髪型を見ることができ、「洋服と着物があるね、私は着物だったよ」と昔の様子を想い出されていました。「冬は着物の上に羽織を着ていた。鼻水が出るけど今みたいに紙がなかったから羽織の袖で拭っていた。だから袖がテカテカだったよ」と参加者の方が話されると「私もそうだった」、「みんなそうだった」と共感されていました。「担任の先生」を想い出し、「怖かった」「厳しかった」「尊敬していた」と先生の威厳を子どもながらに感じられていたようです。先生の家に遊びに行ったり、学校卒業後も先生と交流をすることも多かったようです。他にも「校門の近くにある奉安殿の前を通る時には必ずお辞儀をしていた」「二宮金次郎像はどこの学校にもあった」「クラスは1クラス50人以上で多かった。(他の方は)山奥の学校だったから1年生と2年生が一緒のクラスだった」などたくさんのお話が聞けました。前回「この会の名前を決めよう!」ということで、皆さんに考えてきていただくようお願いしたところ、たくさんの名前を考えてきてくださいました!嬉しい☆多数決で決めようかと思いましたが、「皆さんからスタッフで決めてほしい」と依頼がありましたので、次回発表しますのでお楽しみに♪さあ!次回は年末ということでお正月の準備「餅つき」を皆さんと一緒に行います。場所は安立荘で行います。参加者の皆さんも安立荘に来ることを楽しみにしてくださっているのでとても嬉しいです!今年最後の想い出列車で、皆さんと懐かしい想い出に花を咲かせたいです🌸
2017/11/24
第2回は「むかしの遊び」をテーマにお話をしました。「どんな遊びをしましたか?」と質問をすると、「お手玉(おじゃみ)」「めんこ(けんぱん・しょうや・ぱんぱんこ)」「おはじき」「かっぽん」などなど・・・たくさんの遊びが出てきました。「ぞうきん」という陣取りゲームをした方、床にどんな遊びだったのか描いてくださっていました。絨毯を傷つけないようにと用意していた段ボールが役に立ち、実際描いてもらいました!そうすると、他の陣取りゲームについても描いてもらいました♪今度はもっと大きく描いて、実際にやってもらいたいですね!お手玉は、女性は夢中になって遊んでいました♪「もうできなくなっちゃった」とおっしゃっていましたが、高く上にあげてしっかりキャッチ!片手でやる遊び方も楽しそうにされていました!竹馬での遊び方で、片足だけを竹馬に乗り、もう片方の足で相手を倒すという、スリリングな遊び方を、ジェスチャーをまじえて教えてくれました!男性は、力いっぱいめんこをしてくれました!「ちゃんちゃんこを着て、それで風を起こしてひっくり返した」という裏技は、皆さん共通で、もはや裏技ではないのでは…?笑「むかしのことがたくさん想い出せるね」と参加者の方。想い出の引き出しが開いていることがわかる一言を聞くことができて、回想法を行うことの効果を改めて感じました☆次回は「小学校の想ひ出」がテーマです。「写真を持ってくるよ!」と関心の高さがうかがえます♪次回も楽しみです(^^)
2017/11/10 平成29年度後期「懐かし想ひ出列車」第1回♪
いよいよ始まりました!今年度2クール目の想ひ出列車の出発です!今回から開催場所をみよし市役所に移し、9名と多くの方に参加していただくこととなりました☆第1回は自己紹介と出身地のふるさと自慢をしていただきました。「自慢することないなぁ」とおっしゃっていた方も、昔の自宅のまわりの風景を思い浮かべると、「美味しいお米ができるところだった」「近くには有名な天神さんがあった」など思い出されることがたくさんありました。昔親の手伝いをよくしたことや生活する上で必要な知恵など、さっそくたくさんのことを教えていただきました。次回以降のお話がとても楽しみな第1回となりました。第2回は「むかしの遊び」についてお話します。これから懐かしい話に花を咲かせていきたいですね🌸

回想法とは?

回想法は1960年代にアメリカの精神科医である、ロバート・バトラーによって創始された高齢者に対する心理療法です。

精神状態を安定させる効果があるといわれています。 過去の懐かしい思い出を言葉に出して話すと、脳が刺激されて、気持ちが落ち着くようになるそうです。
長く続けることで認知機能が徐々に改善されることがわかっています。