ささゆり通り(定員20名)では2月7日(日)11時から15家族31名のご家族をお招きし、職員を含め総勢60名で“ご家族と一緒に食事会”を開催しました。
今回のテーマは「ご家族と入居者さんと職員で一年間を振り返る」です。
今回の食事はささゆり通りのご家族が小原で営んでいる「紙の花」の特製弁当です。メニューは紙の花ご主人と当スタッフで話し合い「魚フライ、鶏肉のから揚げ、鴨の燻製、ニジマスの甘露煮、卵焼き、煮物、なます」としました。お吸い物とデザートは職員の手作りです。食後は本日の目玉『入居者の一年』のスライドショーをご家族、入居者さんと職員で一緒にスライドを楽しみました。入居者さん全員に担当職員からの一言や、入居者さんの願いや希望や年間で行われた行事の様子などが書き込まれている特製色紙もプレゼントしました。
食事では皆さん箸が進み、「おいしい!」とたくさんの笑顔を見ることができました。あるテーブルでは職員とご家族と100歳になる入居者さんが食事をしていると「○○さん、△△さん」と突然ご家族の名前を呼びました。ご家族は顔を見合わせ「こんなこと何年ぶりです」と職員に喜びを伝えました。
『入居者の一年』のスライドショーでは、スライドに映る入居者さんをご家族と一緒にその当時を振り返りました。また、ささゆり通り入居者の願いや希望を叶える取り組みを一年間行ってきた実践発表報告では、関わった職員と恥ずかしそうに話すご家族。「ここ行ったね、また行きたい」と職員に話しかける入居者さん。ご家族や入居者さんのスライドを見る幸せそうな表情は、職員の「幸福」そのものだった気がします。普段は面会という限られた時間のため、伝えられない言葉や想いがありましたが、今回は沢山伝えることができました。それでも伝えたい事はまだまだあります。こんな風にもっとご家族、入居者さん、職員と話せる時間をつくっていきたいと思います。
寒い日が続く中、当日は晴天に恵まれ、ご参加くださいましたご家族の皆様には感謝いたします。ありがとうございました。(石原介護員)