今回、SDGs週間に合わせて子どもたちだけでなく、保護者も一緒に取り組めるSDGs企画を計画しました。

少子化になりつつある今、兄弟がいないという家庭も何件かあります。たくさん遊んで大きくなっていく子どもたちにとって、着替えは必需品。そこで、捨てるのはもったいない、でももう着られなくて眠っている…とうい衣服を集め、ペットボトルキャップ5つにつき、衣服1枚と交換できる『衣服の交換会』を開催しました。

 この企画は初めての試みで、衣服が集まるのだろうか?交換会に来てくれる保護者はいるのだろうか?と少しだけ不安を抱えながら当日を迎えました。交換会が始まると、お子様のお迎えに来てくださった保護者のかたが子どもと一緒に会場である職員室に足を運んでくださいました。そして、親子でお気に入りの衣服を選び、ペットボトルキャップと衣服を交換していました。この交換会は保育者たちの想像を超える大盛況で無事に2日間を終えることができました。

 買ったときはお気に入りだったものが、いつしか不要なものとなり、それが別の誰かの手に渡ると、また大切なものへとなっていきます。街でも衣服のリサイクルの文字を目にすることが増えましたが、私たちの生活に密着している保育園という場所でこのような企画を運営してみて、私たちにできることというのは身近なところにあるということに気付かされました。

今回の衣服の交換会で集まったペットボトルキャップは安城市にあるフジイ産業さんへ持っていき、世界の子どもたちのワクチンに役立ててもらえたらと思っています。