猛烈な暑さが続いています。 みなさん、お元気ですか? これだけ暑いと、クーラーの効いている室内と、灼熱の外をちょっと往復するだけで、軽い眩暈を感じますね。みなさん、体調の管理にだけは気を付けて、くれぐれも熱中症などに罹らないよいにしましょうね。 これだけ暑くても、授産所の利用者さんたちはとっても元気ですよ。みなさん、決して休まれることも無く、みんなで力を合わせて毎日作業に取り組んでいます。
私たちの施設は、皆さんご存知のように、どうやったら楽しく生きがいを持って働けるかを常に考えている施設です。ですから、利用者さんたちはただ単にお金を稼ぎに来ているだけではなく、授産所には自分を必要としてくれている人たちがいて、自分がやって来ることを心の底から待っていてくれる人がいると信じてくれていますから、みなさん、ちょっとくらい暑くても全くへこたれません。最近は、朝一番からものすごい暑さですが、「おはよー! 来たよ~♪」と最高の笑顔で毎日やって来てくれます。
利用者さんの、「働く」というか「生きる」ということのモチベーションの作り方は、色々な方法があると思いますが、授産所では、「私たちは、あなたの笑顔が毎日見たいのです。」ということを全ての人たちに伝えて、これが利用者さんの最大のモチベーションになっていると思います。
私たちスタッフでもそうですが、自分を待っててくれる人がいたり、自分の存在を認めてくれる人がいるっていうことは、とっても大切なことで嬉しいことなのです。私たちスタッフは、こうした想いを笑顔と、言葉と、態度とで毎日利用者さんに伝えていきます。 そして、利用者さんはどんどん元気になっていきます。
さあ、暑い夏ですが、中庸スプリングさんのラグーナ蒲郡でのクルーザー体験招待や、ナゴヤドームの中日×ヤクルト戦観戦、おとうふ工房さんの夏祭り、一泊キャンプ、保護者会主催のボーリング大会など、楽しい企画が目白押し!! 利用者さんは夏バテしている暇がありません。みんな、元気に楽しく夏を乗り切ろう!
さて、お仕事の方は、秋から始まるチョコレート掛け作業に向けて、現在急ピッチでチョコレート工場を作る準備を整えています。企業さんと連携して障がいをお持ちの方の仕事を作っていこうと思うと、福祉の世界のスピード感ではとても間に合いません。やるとなったら、指定された期限までに工場を立ち上げなければなりませんから大変です。
チョコレート掛け作業は、基本的には秋から春の寒いシーズンの仕事ですから、必ずクリスマスなどの商戦に間に合わせる必要があります。企業は、それまでにギフトセットを組んだり、パンフレットやダイレクトメールなどを作りますから、実は秋の稼働でも遅いくらいなのです。工場を稼働して、それから製造トレーニングをして… などと考えると、時間がどれだけあっても足りないくらいです。
でも、利用者さんたちは「チョコレート」という魔法の言葉に、期待感は超高まっています。やっぱり、誰だったチョコレートは大好きなんですよね。今月、N工場長をおとうふ工房いしかわさんの担当スタッフとともに長野県のフードマシンメーカーに出向させ、チョコレートの選定、製造過程の確認、試作品の作成、マシンメンテの確認など、やらなくてはいけないことは山積みです。その間に、授産所では刻々と工事用作りを進めていきます。みんなで協力して進めています。
このチョコレート掛けマシンを導入したら、なんとかして「ぱりまる」ならぬ、「チョコまる」くんを創りだしてみたいんですよ。新商品の開発は一筋縄ではいかないんですが、新しいバリエーションの創出として、頑張って開発に取り組みたいとおもっています。
みなさんも、こんなものをチョコレート掛けしたら美味しいかも!? なんてアイデアがあったら、ぜひ教えてくださいね。機械の扱いに慣れてきたら、どんどん試作していきたいと思っています。
さあ、お盆前の最後の週末になりました。みんなに、だんだんウキウキ感が漂ってきています。ロンドンオリンピックも後半戦に入りますから、ますます眠れない日が続くと思いますが、選手に負けないくらいの元気で、この暑さをぶっ飛ばしましょう!
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