平成24年4月2日(月)
元気でいきましょう‥

 新年度の始まりを待っていたかのように少し春らしい温かさを感じるようになってきました。桜のつぼみもやっと紅く膨らんできましたね。子どもたちの入学式に間に合うと良いですね。
 授産所も、お花見会が4月7日に企画されています。その頃には、満開になっていることを神様に祈っておきます。


 先日、僕たちの法人にこの春入社してくる新人さんが授産所を見学に来てくれました。いつもこの時期、法人全施設の弾丸ツアーがあるのですが、今年度も50人程が入社します。みなさん、授産所の利用者さんの元気良さにビックリしていました。
 利用者さんを笑顔にするのも、悲しませるのもスタッフなんだということをお話しました。みんなが、良き支援者として活躍してくれることを心から願っています。
 
 今年度は、授産所にも新しいスタツフが加わりますよ。新体系に入って、生活介護事業と就労移行事業とに分かれますから、少し障碍が重たい人を想定し、高齢者施設での経験が豊富にあるスタッフに来てもらうことになりました。みんなで力を合わせて、もっともっと元気で楽しい授産所にしていきたいと思っています。

 先日、市内のパチンコ店「コンコルド吉浜店」の松島主任さんが来所され、「私たちに何か障がい者を応援できることはありませんか?」「地域貢献活動として、ぜひ協力させてください。」と、とても嬉しいお話をしていただけました。コンコルドさんとは、高浜店さんには以前から応援していただいていましたが、吉浜店さんの松島さんは、とっても元気な優しそうな方でした。
 
 私たちから、障がい者が働くということ、彼らが置かれた現状をお伝えすると、松島さんは「ただ単に、コンコルドが「ばりまる」を購入するだけではなく、「ぱりまる」が地域のみなさんに愛されるお菓子になるための協力をさせてください。」と話され、パチンコ店のカウンター横に、上の写真のような立派なPOP作ってくださり「ぱりまる」を応援していただけることになりました。

 さっそく、ぱりまる担当スタッフと利用者さんとで納品に伺うと、松島さんが待っていてくれて、温かく受け取っていただけました。やさしい言葉をかけていただいた利用者のTさんも「とても嬉しかったよ。」とあとから教えてくれました。

 利用者さんにとって働くということは、ただ単に工賃を貰うだけではなく、社会との接点を作り、自分自身の存在意義を実感できる社会進出の場でもあります。それはとても大切なことで、今回のようなこうした出会いが、利用者さんたちの大きな喜びになるのです。障がいがあっても世の中の役に立ち、人々に喜んでもらえるということを、利用者さん自身が実感できるということは、とても素敵なことです。

 今回、このような機会を作っていただいた「コンコルド吉浜店」様には、心から感謝すると共に、みなさまの応援に応えていくために、利用者・スタツフ力を合わせて、心を込めてお菓子作りに励んでまいります。 がっつ!




○---授産所だより ~過去ログ~ ---○
2012 4月の記事
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