★平成23年3月3日(金曜日)
◆春はイベントでてんてこ舞い!…の巻

 この時期「三寒四温」というだけあって、そろそろ桜の花が咲くころだねぇと、とても暖かい日が続いたかと思うと、耳が痛くなるくらい寒い日もあります。でも、卒業入学シーズンを迎え、なんとなくワクワクするよね。授産所にもこの春に新しいメンバーが二人加わります。みんなで力を合わせて、新たな1ページを楽しく作っていきたいと思います。

【ぱりまるニュース】
シャオ様の2階の広いスペースを借りられました…「ぱりまる」を買ってくださるお客様… ありがたや♪
 3月は色々なイベントからお誘いがあり積極的に参加します。授産所は、まだまだ駆け出しのお菓子メーカーですから、対面販売のノウハウを勉強していくためにも、忙しい中スタッフをやりくりしての出店です。でも、こうやってお客様と直接ふれあう機会があると、「ぱりまる美味しいね。」とか、「応援しています!」なんて、本当に心励まされる出会いがあります。高浜市という田舎の福祉施設で利用者さんが頑張って作っている「ばりまる」が、こんなに沢山の人たちに喜んでいただけるなんて製造メーカー冥利につきます。今後も、こうした多くの応援や期待の声に応えられるよう、利用者さんと力を合わせて魅力ある商品を作り出していきたいと思っています。がっつ!
 
3月前半のイベントは以下のとおりです。みんな来てね〜♪
 
@「西三河 福祉の店」 シャオ 2階(西尾市)
  期間:3月3日(木)〜3月6日(日) の 4日間
  時間:木・金は10:00〜19:00 土・日は10:00〜20:00
 
 A「金山駅 福祉の店 即売会」金山総合駅コンコース
  期間:3月10日(木)〜3月11日(金) の 2日間
  時間:10日は10:00〜19:30 11日は10:00〜16:30

 
 B「2011 フラワードーム あいち花フェスタ」

  会場:ナゴヤドーム
  期間:3月11日(金)〜3月14日(月) の 4日間
  時間:9:30〜17:00


【FMラジオ番組に生出演しちゃいました…♪】



 2月25日(金)に、高浜市の商工会さんのご紹介で、なんと!ラジオ番組「PITCH FM 83.8MHz」に、うちの近藤課長と山田指導員が生出演しちゃいました! ピッチFMはケーブルTV「キャッチCVT」のラジオ局で、碧海5市の紹介番組「碧海はたらき人」というコーナーを5市の商工会さんが持っているそうなんです。そこで、高浜商工会の上田氏が「ぱりまる、頑張っているから、障がいをお持ちの人たちのためにFMで紹介しましょう。」と訪ねてきてくれたんです。上田さん、ありがとう! ちょうど僕は九州へ出張があり、この重要な任務を近藤課長と山田氏に頼みました。帰宅後、録音を聴きましたが、ドキドキの割には授産所の魅力や「ぱりまる」のアピールを上手に話せていてホッとしました。二人は、いかにもというようにヘッドホンをして、綺麗なDJを前にして、緊張しながらも楽しい体験でしたとのことでした。DJの石川ゆかりさん、ありがと〜♪

【仰げば尊し 卒業式に出席しました…♪】
正門に飾られた、卒業式の看板…みんな立派に卒業証書を受け取っていました…
 3月3日(木)は、安城養護学校の卒業式でした。これまで暖かい日が続いていて、ひょっとしたら桜の花が…などと思っていましたが、ここ数日、急に寒さがぶり返し、あいにく寒い日になっていました。でも、空はこれ以上はないっていうくらいの青天で、いよいよ社会に巣立っていく卒業生の前途を祝しているようでした。僕は、卒業式に立ち会うたびに、「あ〜、いよいよ社会人だねぇ。」とか「親御さんも、もう卒業かと感慨もひとしおだろうなぁ…」など、ついウルウルしてしまうんですよね。やっぱり、子どもの施設に長かったせいでしょうか。がんばってここまで成長してきた彼らを、心から誉めてあげたくなります。卒業生の中にはこの春から授産所の仲間になる人が2名います。さあ、いよいよ社会に出で行くんだよ。力を合わせて楽しい人生を創っていこう♪

★平成23年3月24日(木曜日)
◆東北応援プロジェクト始動!…の巻

 がんばれ東北!
 私たちは、いつだって応援しています!!


 社会福祉法人昭徳会から200万円、職員互助組織「昭友会」
 から
100万円を、被災者の皆様に寄付させていただきます。

 社会福祉法人昭徳会は、被災地の食物アレルギーでお困りの
 子どもたちのために、
食物アレルギー対応焼き菓子「ぱりまる」
 を1,000袋
、東京が本部の全国組織「食物アレルギーの子を
 持つ親の会」
様、NPO「アトピッ子地球の子ネットワーク」
 などを通じて被災地に送らせていただきます。

 社会福祉法人昭徳会では、県下全施設を挙げて義援金の募集
 をしています。また、
物資を提供しています。それぞれの施設の
 所属団体を通じて被災地に寄付させていただきます。


 東北地方が、未曽有の震災に見舞われました。災害にあわれた全ての皆様に、利用者さん・スタッフを代表して心よりお見舞い申し上げます。みなさまの生活が、一日でも早く平穏を取り戻されることを、私たちは心から願っています。

 今日も利用者さんが募金箱になけなしのお小遣いを投じてくれました。「所長さん、家から1円持ってきた。1円でもいい?」 僕は泣けてきました。親が亡くなり、たった一人ぼっちで精一杯生きている彼が、被災者のためにと寄付してくれるという気持ちに、感動せずにはいられませんでした。また、多くの保護者の方々が「他人ごとではないものね。」と寄付してくださいました。みなさん、なんて温かい心をお持ちなのでしょう。こうした思いやりの気持ちは、巡り巡って色々な形となって「幸せ」として私たちの元に戻ってきます。「自分さえ…」とか「自分だけは…」などと考えていては、いつか人から見放されてしまうと思います。みなさん、本当に感動をありがとう!

被災者への義援金をお願いします! 
「お互いさま」という精神は、古くから日本にある美しい文化ですが、ともすれば世知辛い現代では忘れがちな言葉でもあります。しかし、私たち福祉の世界は、本当に沢山の「お互いさま」という相互扶助の精神で支えられています。私たちの施設も、利用者さんや保護者の方はもとより、多くのボランティアさんをはじめ、企業さんや大学、行政などに常に応援していただいています。私たちは、日頃からのこうしたご恩に感謝し、まだまだ厳しい状況が続く東北の方たちのために、自分たちができることを一生懸命取り組んでいきます。

 最初の地震があった3月11日(金)、授産所でも、すぐさま机の下に全員避難しました。テレビの画面からは次々と津波に襲われる街の様子が伝えられてきます。僕がまずやったこと… グループホームの世話人さんに会いに行きました。彼女は阪神大震災で被災しています。日頃から地震にはとても敏感です。きっとこの状況を見て動揺しているだろうと思ったのです。すぐ近くにあるグループホームの玄関で呼んでみると、案の定、涙で目を真っ赤にした世話人さんが出てきました。彼女は阪神大震災で受けた沢山の人からの恩に報いるため、残りの人生で障がい者の支援をしようとうちに来てくれた人です。

「大丈夫。僕たちは僕たちのできることを精一杯やろう。」

と伝えました。一人一人ができることはたかが知れています。でも、四の五の言っているだけで、動き出さなければ何も変えることはできません。やれることを全力でやるのが僕たちのスタイルです。小さな義援金の
募金箱を設置させていただきました。スタッフには「ぱりまる」のフル稼働をお願いしました。今から、利用者とスタッフが力を合わせ、「ぱりまる」を作れるだけ作って被災地の食物アレルギーで支援物資のパンやカップめんが食べられずに困っている子供たちに届けます。被災地に送るルートも、関係大学や東京のアレルギー関連の団体やNPOのご協力で確保できそうです。

 私たちのモットーは「明るく」「楽しく」「前向きに」です。被災地の方々に一日でも早く笑顔が戻ってくることを心より願っています。
 多くのみなさまの応援とご協力をお願いします。

【ぱりまるニュース】
東北へ送る支援物資「ぱりまる 黒糖」…被災地の子供たちらに届け 「ぱりまる」…
 東日本大震災発生後、被災地から、食物アレルギーの子どもたちがせっかくの救援物資が届いても、カップラーメンとかパンなどで食べられずに困っているとの情報を得ました。そこで授産所としてアレルギー対応のお菓子「ぱりまる」を被災地に送るためにフル稼働体制に入ったら、嬉しいことに法人本部より、この活動を全面的に応援するとの連絡がありました。さすが我らの昭徳会だ! 全力で「ばりまる」を作って、私たち法人の思いを被災地に届けたいと思います! がっつ

○---所長だより 〜過去ログ〜 ---○
2011 3月の記事
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