寒くなってまいりました。世の中は不景気風が吹き荒れています。こんな暗いニュースばかりだと、寒さがよけい身にしみますね。でも、今年もあとわずか、みんな元気に行きましょう!
今週は、月〜火と東京に出張でした。予定通りなら次の国会で審議されるはずの、「障害者自立支援法」の見直し案がどうなるか?
・・を知りたくて、最新の情報を集めにいってまいりました。
自立支援法見直しのための各種団体や有識者の意見の聞き取りの場である「社会保障審議会」の「障害者部会」は12/15に最終回を迎え、審議会の答申を受けて年明けに開催される通常国会で見直し案が出されると思います。
新聞等では、政府は2009年の社会保障費の抑制幅を圧縮するために、1,300億円を投ずると言っていますが、社会保障の大部分は高齢者対策であり、障がい者分野にはなかなか予算が回ってこないのが実情です。どんな人でも安心して暮らせる世の中にするためには、いくら財政が厳しいといっても、福祉分野を削らなくても・・と心から思います。自立支援法の見直しが、ぜひ障がいをお持ちの方にとって、より良い内容であることを望みます。 いずれにしても、次回の国会は目を離せませんよ。注目です。
それともう一つ、今回の研修の発表者の中に、厚生労働省の関口課長補佐の名前がありましたので、一昨年までの2年間高浜市に出向し、高浜市の福祉に少なからず影響を与えた関口氏がどんな方であるかを知りたいという思いもありました。
まあ、審議会が終わった直後で、これから短期間に厚労省は自立支援法の見直し案を国会に向けて作るわけですから、少し奥歯に物が詰まったような話しぶりでしたが、高浜市のお話しも出ましたので、東京まで来た甲斐がありました。 判定区分の見直しや給付単価の見直しがされることは間違いがないようです。
ところで、今回の研修は「新霞ヶ関ビル」という所だったのですが、この辺りは、国会議事堂や首相官邸、議員会館など、国家の中枢がほとんど集まっています。写真にもあるように、首相官邸や国会議事堂周辺には、早朝にもかかわらず、ものすごい数の警察官が警備についています。さすがに一国の首相の住居ですから、官邸周りは、ずらっと警察官に取り囲まれています。
おのぼりさんの僕は、すごいもんだなぁと、しばし「官邸前」という交差点で、高い塀と警察官に囲まれた首相官邸を眺めていました。交差点にも四方向に警官が立っており、微動だりともしませんので、あまり熱心に眺めていると、なにか良からぬことを企んでいる輩か・・と疑われそうで早々に退散いたしました。
霞ヶ関辺りで、せわしなさそうに歩いている人たちを見ると、この人たちは、きっとものすごいエリートさんなんだろうなぁと尊敬しましたが、都会嫌いの自分としては、いくらなんでも、このコンクリートに囲まれた世界では生きていたくない気もしました。やっぱり、田舎が一番!
今日、高浜に4日ぶりに来て、やっぱりここがいいなぁと実感しました。あはは
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