11月16日(土)に、第6回ステップアップセミナーが東生涯学習センターで行われました。
午前の部
調理実習には、17名の中高生が参加しました。「作り置きおかずでビビンバ丼」をテーマに、ビビンバ丼、春雨サラダ、チヂミ作りに取り組みました。
近くのスーパーに買い物に行ってから、調理を行いました。参加者一人一人できることを積極的に取り組んでいました。それほど難しいメニューでもないので、ぜひ、レパートリーの一つに入れておいてほしいと思いました。
午後の部
26名の中高生が参加しました。
第1部は、高校を卒業して2年目になる大学生の先輩からの話でした。将来社会福祉士の資格を取得するため、福士系の学部のあるかなりハイレベルな学力がないと入学できない大学で学んでいます。高校時代から活用できる奨学金を調べ、今給付を受けています。奨学金を受けないとバイトだけでやっていくことは難しいという話や、一人暮らしでは手続きの仕方に困り最近も年金の保険料の通知が来たので申請のために施設の職員に相談したこと。施設にいたときに生活リズムを整えておけばよかったと思ったことや受験勉強を1日10時間以上もしたことなどを話してくれました。
第2部は、「自分の身を守るために知っておきたいトラブル&対処法」をテーマにした、愛知県司法書士会の6人の司法書士さんからのお話でした。
契約についての話、ブラックバイトになっていないか、マッチングアプリで知り合った男女関係を利用して投資を持ちかけるトラブル、銀行口座を貸してお金をもらい犯罪にまきこまれてしまうトラブルなどを寸劇を交えてわかりやすく説明していただきました。
子どもたちも寸劇に積極的に手をあげて参加してくれるなど、楽しみながら大切なことが学べました。
今回のステップアップセミナーには、このステップアップセミナーの運営経費に補助をいただいている毎日新聞大阪社会事業団の赤松事務局長が視察に来られました。調理実習、午後からの講義にも参加していただき、休憩時間には子供たちとの交流もしていただきました。