10月19日(土)に、第5回ステップアップセミナーが、東生涯学習センターで行われました。
午前の部
調理実習には 12名の中高生等が参加しました。今回は「揚げ物をヘルシーに」をテーマに、コロッケ、トマトときゅうりのチーズ和え、さつまいものスープ、ロールケーキ作りに挑戦しました。
最初に、きゅうり、トマト、チーズを1センチ角にきれいに切りそろえることを基準にしてコンテストを行いました。包丁を使うのに慣れていない子もいましたが、全体的にきれいにできました。
その後は、各グループで協力して、調理をし出来上がった料理をおいしくいただきました。
午後の部
14名の中高生等が参加しました。
最初は高校卒業後3年間専門学校で学び、現在は保育士として働いている先輩からの話でした。
施設にいるときから、将来のことを考えていただけあり、一人暮らしをしてからも大きな病気になることもありましたが、生計のやり繰りを上手に行ってきた話に感心しました。施設にいるときから、貯金や将来のことを考えて進路を選ぶこと、職員から言われることを「うざい」と思うこともあったが、社会に出てからもルールはあるので、やはりためになることを言ってくれていたのだなあと思うようになったことなどを話してくれました。
参加した子どもたち全員が「ためになった」と回答するなど、大変好評でした。
続いて行われた講義は、「一人暮らしを始めるあなたに~健康な暮らしを支える知恵袋」と題して、慈友学園の看護師さんがお話をしてくれました。
健康であるためには、普段の生活で「ちゃんと」やることが大切だが、どんなことをちゃんとやればよいか、性感染症も含め病気にならないためにはどうしたらよいか、病気やけがの対処の仕方やメンタルケアに至るまで、幅広く話していただきました。長時間の話に集中できるように、途中でグループワークを入れるなどの工夫もしていただきました。