1月18日(土)に、今年度最後となる第8回なごやかステップアップセミナーが東生涯学習センターで開催されました。
午前の部 調理実習
参加者が5グループに分かれ、カレーを使ったアレンジメニューを事前に考えてきました。最初に近隣のスーパーに食材を買いに行ってから調理をおこないました。
メニューは、カレーマフィン、カレーうどん、カレー担々まぜそば、チーズオムカレー、カレーグラタンでした。どれもおいしく出来上がりましたが、審査の結果カレーマフィンを作ったグループが優勝しました。
午後の部
先輩からの話
現在は夜間定時制に通学して、来年4月から大学への進学が決まっている先輩が、自身の体験を踏まえて話をしてくれました。高校を中退した後、一旦家庭に戻り家庭の事情で借金を抱えてしまったため、再度施設に戻りその後自立援助ホーム入居し、昼間は働きながら、学校に通学しました。
2年間で働きながら90万円程度の返済ができたのは自立援助ホームでの生活が大きいこと、一度高校を途中でやめているので絶対に今度はやめないという気持ちで続けてきたという話からは、本当によく頑張ってきたんだなと感心させられました。
講義
最初の講義は、名古屋市東部児童相談所の佐々木暢也弁護士が、最近の若者の「借金相談」が増加していることを踏まえ、一人暮らしをした時の生活のやり繰りを考えるための具体的な話をしてくださいました。
どのようなことにお金を使う必要があるのか、そのためにはどれくらいの収入が必要なのかを、グループワークでみんなで考えながら学びました。
次の講義は、名古屋市消費生活センターの方からで、「契約」がどんなときに成立するかという話や、若者が被害にあいやすいトラブルとして、賃貸住宅のトラブル、訪問販売のトラブル、SNSを通じた勧誘などについて、わかりやすく話していただきました。