回想法の取り組み

回想法の活動を紹介しています

こちらでは当施設が取り組んでいる回想法の活動を紹介しています。

右では動画で内覧会の思い出を公開しています。

※音声が出ます。

2016/08/05 みよし市発 懐かし想ひ出列車 前期第6回目
懐かし想ひ出列車、第6回目の出発です。今日のテーマは「夏の思い出2」でした。前回は夏の思い出について、お話ししていただきましたが、今回は昔を思い出してもらいながら、実際に体を動かしてもらおうということで、後半はスイカ割りを行ないました。スイカ割りに関して、子ども会で海水浴に出かけた際にやったことがある方や、家族で庭でやったことがある方や、スイカを出荷する方だったため、今までスイカ割りをやったことがない方など様々でした。スイカ割りでは、「裸足の方がやりやすい」といってほとんど方が裸足で挑戦されていました!気合いが入っています!今回の参加者の方は全員女性のため、スイカを割ることができるか、正直不安なところがありました。しかしそんな心配はすぐどこかへ行ってしまいました。みなさん周りの声を頼りにスイカを見つけると、棒を力強く振り下ろしていました。そしてついに6人目でスイカを割ることができました!割れた瞬間「割れたー!おめでとー!」とみんなで声をそろえて喜びました!その後、スイカを切っていただき、食べました。みんなで割ったスイカはまた格別に美味しかったです。そしてスイカを食べながら、さらに思い出話に花を咲かせました。とても楽しい時間をありがとうございました(^^)/次回もみなさんに会えるのを楽しみにしています!!!
2016/07/22 みよし市発 懐かし想ひ出列車 前期第5回目
懐かし想ひ出列車、第5回目の出発です。今日のテーマは「夏の思い出」でした。特に印象に残っているのは、夏の過ごし方について、夜は蚊帳(かや)の中で家族で寝ていたという方が多くいたことです。また蚊帳に入る時は、蚊が中に入らないようにすばやく入口を作って入っていたこと、入ってきてしまった蚊は家族みんなで捕まえていたこと、蚊帳は1ミリ程度の網目模様で昔は麻で作られていたこと、中には、蚊帳を使わず、ぐるぐるの蚊取り線香を使っていた方もおり、生まれた場所や、生まれた年によって蚊に対する対策が違うことが分かり、とても面白かったです。昔の話に花が咲き、とても楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。また8月にみなさんに会えることを楽しみにしています!!!
2016/07/8 みよし市発 懐かし想ひ出列車 前期第4回目
懐かし想ひ出列車、第4回目の出発です。今日のテーマは「昔のおうちの生活」でした。今日のテーマで1番盛り上がったのは、裁縫の最中に、時折、髪の毛に針を沿わせることで糸がなじみ、縫いやすくなるということでした。これはどの参加者の方からも「あ~!それ私もやってたよ」「お母さんから昔、教えてもらった」などの声が沢山聞かれました。この豆知識を初めて聞いた職員は、そんな方法があったのか!と、驚きました。その時ある参加者の方が「昔は布もいいものばかりじゃなかったからね。便利なものがあるのが当たり前じゃなかったから。知恵をしぼって生きてきたんだよ。」と話してくださいました。その言葉がとても心に残っています。楽しいのはもちろん、とても勉強になった会でした。次回もみなさんと沢山お話しできるのを楽しみにしています(^^)/
2016/06/24 みよし市発 懐かし想ひ出列車 前期第3回目
懐かし想ひ出列車、第3回目の出発です。今日のテーマは「小学校の生活」でした。テーマを出した際、「何十年前の話だか~!」「覚えてるかな~。」と少し不安そうな声が聞かれましたが、それもつかの間。昔の時間割表の「終身」「讀方」「算術」を見た瞬間、「この授業が面白かった!」「苦手だった!」などいろいろな声が聞かれました。学校のきまりや、授業の内容は十人十色でしたが、共通していたことも多々ありました。それは、髪型は常に女子はおかっぱで、男子は坊主、学校の校庭に、二宮金次郎の像があることでした。また男子に関しては、坊主にする際、そり方が下手でまだらになってしまうことを虎刈りと呼ぶそうで、虎刈りの男子を見るたびに笑ってしまっていたそうです。今日も面白い話や勉強になる話を沢山聞かせていただきました。ありがとうございました。また、今日は雨が降っており、足元の悪い中、みなさん参加してくれました。本当に嬉しいです。ありがとうございました。また来月、みなさんに会えるのを楽しみにしています!!!
2016/06/10 みよし市発 懐かし想ひ出列車 前期第2回目
懐かし想ひ出列車、第2回目の出発です。今日のテーマは「子どもの頃の遊び」でした。あやとり、おはじき、お手玉、めんこなど色々な遊びの名前が挙がりました。中には、子どもの頃からおてんばで、男子と混ざって木登りをしてたんだよと笑いも交えながら懐かしそうに話してくださる方もいました。始めに、遊びを回想していただいたあとに、実際に手にとって遊んでいただきました!「懐かしい~!姉妹でよくやったわ。」「お手玉なんて、何十年ぶりに触ったかしら!」など懐かしさを実感する発言が沢山挙がりました。しかし、みなさん、久しぶりといえども、手はしっかり覚えていたようで、特にあやとりでは、ほうきを作ったり、はしごを作ったりと、ブランクを感じさせない技を次から次へと出してくださってとても驚きました。また同じあやとりでも他の地域では「糸とり」と呼んでいたり、技の名前も少し違っていたことも分かり、面白いねとみんなで笑い合い、とても楽しい時間を過ごすことができました。

回想法とは?

回想法は1960年代にアメリカの精神科医である、ロバート・バトラーによって創始された高齢者に対する心理療法です。

精神状態を安定させる効果があるといわれています。 過去の懐かしい思い出を言葉に出して話すと、脳が刺激されて、気持ちが落ち着くようになるそうです。
長く続けることで認知機能が徐々に改善されることがわかっています。