愛知県みよし市 介護老人福祉施設・短期入所生活介護
回想法の取り組み
回想法の活動を紹介しています
こちらでは当施設が取り組んでいる回想法の活動を紹介しています。
右では動画で内覧会の思い出を公開しています。
※音声が出ます。
2016/09/09 ３グループ合同回想法第２回目のテーマは「夏の思い出」でした。住んでいた場所によって思い出も様々で、海で泳いで遊んだこと、近くに山があったため、虫取りをしていたこと、中には、家の中で遊ぶことが多かったことなど、色々な思い出話が挙がり、盛り上がりました。特に盛り上がったのは、昭和天皇が来た際には、菊の紋章の入った汽車に乗ってきていて、駅には沢山の人が白い旗を持って出迎えていたという話です。参加者の方も「あ、そうそう！」「菊の紋章が入った汽車を見たことがある！」など共感の声が沢山聞かれました。中には、「昭和天皇が前を通る時はお辞儀をするんだけど、顔が見たくて、お辞儀をしながら顔をちらっと見てたのよ！」という方もおり、どっと笑いが生まれました！今日も思い出話に花が咲きました(^^)/
2016/09/7 3グループ合同回想法が始まりました9/7（水）3グループ合同回想法が始まりました。初回は恒例の自己紹介とふるさと自慢をテーマに回想を行っていただきました。今回の参加者には複数回回想法に参加している入居者がおり、またとてもお話し好きな入居者の方々が集まる会となった為、とても盛り上がりました。回想法の中で会の名前を決めましたが、いろんな候補があがった中で「想い出の会」に決定しました。今後もとても盛り上がる回想法になると思うので次回からも楽しみです。
2016/09/02 みよし市発 懐かし想ひ出列車 前期第８回目懐かし想ひ出列車、最後の出発です。まず始めに、一緒に走り続けてきたこの列車の名前を決めました。候補も沢山挙がりましたが、多数決の結果、「しあわせ号」に決まりました！ここに集まることができてしあわせ！昔を思い出してしあわせ！沢山のしあわせを乗せているということで、この列車名に決まりました！とても素敵な名前です。そして何より、この会をみなさんが大切に思ってくださっていることが伝わりとても嬉しかったです。その後、これまでを振りかえり、１つの作品づくりを行ないました。色紙に好きな写真を貼って飾りつけていく作業です。みなさんオリジナルの作品を作っていました。中には参加者の名前を忘れないようにと、色紙に名前を書き込んでいる方もいました。５月から始まった想ひ出列車ですが、振り返ってみると、本当にあっという間でした。楽しい時間は本当にあっという間に過ぎていきます。会の最後には、参加者同士で固い握手をする様子が見られました。中には思いがこみ上げて涙を流す方もいました。「さようなら」ではありません。「またね」です！！！！今度は同窓会という形でみなさんが集まれる機会を作っていきたいと思います。みなさんにまた会える日を楽しみにしています(^^)/参加者のみなさま、ありがとうございました！！！！！
2016/08/19 みよし市発 懐かし想ひ出列車 前期第７回目懐かし想ひ出列車、第７回目の出発です。今日はお盆の時期にちなんで、昔を思い出していただきながら、おはぎ作りを行ないました。１番驚いたのは、材料として、きな粉とあんこを用意していたのですが、その際、ある方から、「きな粉に塩は入ってる？」と聞かれたことです。きな粉に甘さをつけるには、砂糖だと思っていたので、とても驚きました。理由を聞くと、塩を入れたほうが味が整って、いい甘さを引き出してくれるのだそうです。本当に毎度のことですが、色々と勉強させていただいてます！また、お盆に関して、作ったおはぎを仏壇に供える時は４分割に切っていた方や、あんこときな粉のと２種類をそのまま並べて供えていた方などやはり地域によっては違いがありました！そして今日は最後に嬉しいこともありました。ある参加者の方の会話です。「私ね、あなたの顔を見るとほっとするわ。今回も会えてよかった！」、言われた方は少し恥ずかしそうに、「ありがとう。こんなばあさんに。」と返していました。この会をやってきてよかったと思えた瞬間でもありました。そして寂しいことに、次回で最後の会になります。みなさんに「楽しかった！また乗車したい！」と思っていただけるよう、しっかり準備してまいります！みなさんに会えるのを心待ちにしています(^^)/
回想法とは？
回想法は１９６０年代にアメリカの精神科医である、ロバート・バトラーによって創始された高齢者に対する心理療法です。
精神状態を安定させる効果があるといわれています。
過去の懐かしい思い出を言葉に出して話すと、脳が刺激されて、気持ちが落ち着くようになるそうです。
長く続けることで認知機能が徐々に改善されることがわかっています。
