昭徳会の人材育成
昭徳会は、「社会福祉は人にあり」という教えを実践するために職員の資質向上に力を入れています。
年間を通して研修を行うほかに各施設での取り組み発表、国家資格取得に向けたセミナーも実践しています。
年間法人研修
人材育成委員会が年間を通して次のような研修を行っています。
研修の目的・狙い
① 研修を通して人間力の向上を図る
② 必要な専門性を身につける
③ 学ぶ姿勢を強化し、各々が仕事の意義を確認する
対象者
第1~3回初任者研修 入職1年目
第4~6回初任者研修 入職2年目
第7~9回初任者研修 入職3年目
中堅職員研修① 入職5~7年目
中堅職員研修② 入職10年目以上
育成スケジュール
研修名 | 研修内容 | |
---|---|---|
3月(前年) | ・第1回初任者研修 | ① 昭徳会の源流 ② 管理技術・概要説明 ③ 接遇・心構え |
4月 | ・新人研修(施設OJT) | ・介護技術・援助技法習熟 |
5月 | ・第4回初任者研修 | ・コミュニケーションについて学ぶ |
6月 | ・第7回初任者研修 | ・後輩職員への指導方法について |
7月 | ・中堅職員研修① | ・社会人基礎力の再確認 |
8月 | ・中堅職員研修② | ・更なる人格向上を目指す |
9月 | ・専門研修① ・第2回初任者研修 ・グループリーダー研修 |
・コミュニケーション技法(専門研修) ・目標管理能力について(初任者研修) ・リーダーシップについて(GL研修) |
10月 | ・役職者研修 ・第8回初任者研修 |
・マネジメントの基本(役者研修) ・理念実践の再確認(初任者研修) |
11月 | ・専門研修② ・第5回初任者研修 |
・メンタルヘルスについて(専門研修) ・現場での支援方法を再確認(初任者研修) |
12月 | ・第3回初任者研修 | ・自らの適性を知る ・「自分史作り」 |
2月 | ・第9回初任者研修 ・第6回初任者研修 | ・正しい人間関係の築き方 ・課題解決の技術を習熟 |
3月 | ・専門研修③ | ・地域貢献の考え方を学ぶ |
初任者研修
入社から3年間をかけて人格向上、社会人基礎力を習熟するために行われる研修です。理念の実践力が培われます。

福祉実践発表会・福祉
セミナー
児童福祉分野(保育所を含む)、障がい児・者福祉分野、高齢者福祉分野の3分野で各施設の取り組みを発表して、施設内での資質向上に取り組んでいます。毎年10月に「福祉実践発表会」で各施設が発表、総合評価の結果、各分野で最高点を獲得した施設が翌年2月に開催する一般参加の「福祉セミナー」で発表します。「福祉セミナー」では外部講師による講演も行われます。
専門研修
法人内の各職員が更なる知識を習熟するために行われる研修です。
日本福祉大学関係者により行われます。

資格取得セミナーの
取り組み
介護福祉士や社会福祉士などの国家資格や、実務経験を5年以上積んだ職員の介護支援専門員の資格取得を全面的に応援しています。取得に挑む職員を対象に模擬試験を実施、外部講師や有資格職員による無料対策口座を行っています。
試験傾向と対策を受講すると共に模擬試験の結果を基に必要に応じて個別に苦手分野の指導を行い、全員合格を目指しています。
階層別研修(GL研修など)
経験や役職に応じて必要な能力を習熟するために行われる研修です。
人格向上の要となる研修です。

人材育成を目的とした
評価制度
職員全体の資質向上を目指し、人材育成を目的とした評価制度を導入しています。この評価制度は、職員一人ひとりが4項目の目標を設定。目標の達成度や仕事の質、規律性や積極性、知識技術の基本能力や判断力、企画力など十項目の能力を総合的に評価します。その都度、上司との目標統合面接、中間評価面接、最終評価面接を通じて、人材育成に主眼をおいた評価をしています。